メルマガ6月号

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JFSM承認研修開講
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TBCSグループ株式会社ではJFSM承認研修の各コースを開講していま
す。JFSM承認研修のうち、A/B/BPus規格を対象とした監査員・判定員養成研
修並びにHACCP3日間研修は今までの対象のA/B規格にBPlus規格が加わりまし
た。監査員・判定員をお考えの場合、JFSMの承認研修を修了しておくことが必須
条件となっています。新規の方についてはBPlus資格が標準となりますので監査員
資格の幅が広がります。資格取得が必要な方、研修内容に興味ある方はお問い
合わせください。

■【食品安全研修(HACCP3日間)】コース
(意味・目的)
・安全意識の向上:食品業務に携わる責任感、リスク防止の方法
・法令遵守の確認:最新のガイドラインに基づく安全管理を理解し適切に実践
・消費者の信頼確保:安全な食品提供を通じ信頼と企業イメージの向上
(成果)
・リスク予防スキルの向上:異物混入防止や温度管理などの具体的予防スキル
・迅速な対応力:食品事故やクレーム発生時に冷静かつ対応する力
・研修を通じて食品安全管理が強化に繋がり、長期的な企業価値に寄与

■【JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)】コース
規格監査員・判定員となるための養成コースです。そのプロセスの修了によりスキル
習得から検証能力を養い実務に活かせることにあります。食品製造工場のラインリ
ーダー以上の責任者には受講意義のあるコースです。

■【JFS-C規格内部監査員研修(2日間)】コース
内部監査員の実施は規格により要求されており、本研修の受講に於いての知識
と技能習得は、組織全体に関わるリスク回避や低減活動に繋がり、その役割を
担う為の力量習得につながります。

■【JFS-C 規格解説(1日間)】コース
JFS-C規格はver.3.1に改変されています。差分を踏まえ見識をアップデートして
最新版の食品安全の要求内容を習得するのに適しています。2024HACCPの公開
により5/30 JFS-C規格はver.3.2にアップデート変更が実施されました。当社で
は次回8月の研修からの反映予定となっています。

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FEALS研修・セミナー案内
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食品安全マネジメント協会(JFSM)承認研修のご案内です。
研修はZOOMを使用した【オンライン開催】となります。会場開催で必要となる移動
の手間なく、職場、ご自宅からの受講が可能です。

■食品安全研修(HACCP3日間)
費用:69,000円(税抜)

2025年8月6日(水)、7日(木)、8日(金)
2025年11月5日(水)、6日(木)、7日(金)
2025年12月10日(水)、11日(木)、12日(金)

※HACCPやJFS規格を学びたい方、従業員の基礎的なHACCP知識習得を目指す
組織様にお勧めです。
□食品安全研修(HACCP3日間)のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-ab-standard/entry/

■JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)
費用:58,000円(税抜)

2025年7月10日(木)、11日(金)
2025年9月11日(木)、12日(金)
2025年11月20日(木)、21日(金)

※JFS監査員・判定員資格を目指している方、取引先への二者監査担当の方に
お勧めです。監査知識と技法を学ぶ機会です。
※受講資格の確認が必要です。
☞本研修への参加受講資格は、JFSM承認研修機関による食品安全研修
(HACCP3日間)を受講し、修了証を取得済である必要があります。
※特典として監査会議で使う『確認事項の手引き書』をお渡しします。
□監査員・判定員養成研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfsab-auditors/entry/

■JFS-C 規格内部監査員研修(2日間)
費用:58,000円(税抜)

2025年8月21日(木)、22日(金)
2025年10月16日(木)、17日(金)

※JFS-C規格を取得されている組織において、内部監査員資格の取得を目指
す方 にお勧めです。
□JFS-C規格内部監査員研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c/entry/

■JFS-C 規格解説コース(1日間)
費用:36,000円(税抜)

2025年8月21日(木)
2025年10月16日(木)

※JFS-C規格の要求事項の理解を目指す方にお勧めです。
□JFS-C 規格解説コース(1日間)研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c-oneday/entry/

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ISO9001規格迅速取得支援
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TBCSグループではマネジメント規格の迅速取得を目指すための新しい
取り組みを開始しました。審査で必要書類ひな型のご提供により、必要文書を
早期にクリアーさせ、最短で5回程度のコンサル実施回数の後、本審査に臨む
体制づくりのお手伝いをします。ISO9001の取得を迅速対応で考えている組織
様は是非お問い合わせください。

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コンサルタントコラム
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ISO 39001は、企業や自治体が交通事故削減に取り組むことを網羅した交通
安全のための国際規格です。単なるルール整備ではなく、PDCAサイクルを回しなが
ら組織全体で安全を高める枠組みの提供と実践が期待されます。ISO 39001は
マネジメントシステムです。事業用車両だけでなく、日常の社有車や通勤、さらには
歩行者・自転車の安全もマネジメント対象となります。

当規格の主な要求事項は下記が対象となり、これらは事故削減と死傷者低減
の考えに依るものとなっています。
・組織の交通安全方針の策定
・交通安全標の設定と達成度評価
・リスクアセスメント(危険予知)の実施
・運転者教育・訓練プログラムの整備
・車両の維持管理・保守点検計画の策定
・データ収集と分析による継続的改善(PDCAサイクル)

ISO 39001に於ける、
①導入メリット:コスト削減→交通事故が減れば、修理費用・保険料アップ・
休業損失などの間接コストが大幅に抑えられます。
例えば、年間売上10億円規模の物流企業であれば、事故削減
によるコストの減少額が数千万円にのぼるケースもあると聞きます。
②企業イメージ向上:CSRやESG評価で「交通安全への取り組み」がプラス評価
対象になり得ます。従業員の意識改革。「安全への取り組
み」を社外にアピールし、取引先や自治体を含むステークホル
ダーからの信頼が高まります。
ESG(環境・社会・ガバナンス)評価に於いても「S(社
会)」項目では交通安全の取り組みは加点要素です。
③実践のポイント:トップコミットメント
経営層は「事故ゼロを最優先」と明示の上、全社方針とし
て掲げることが求められます。
④リスクアセスメント:運行上のヒヤリハットを洗い出し、朝礼などで周知共有の
上現場の声として反映の上、優先対策を明確化しましょう。
⑤教育・訓練の工夫:座学だけでなく、例えば、レクリエーションの一環として実
施する等、興味を引く手法であればより定着率を高めるこ
とに繋がると考えます。
⑥データ分析による改善:事故・ヒヤリの発生データをルート別・車種別に可視化
するなどし、生きたデータの使い方により対策の効果を
数値で検証することで、より具体的に情報が共有でき
ます。

ISO 39001は単なる“書類作成”ではなく「安全文化を社内に根づかせる」ため
の仕組みを目指すことが重要です。その成功のカギは概ね以下4点です。
1.経営トップの明確なコミット
2.現場の声を反映したリスクアセスメント
3.遊び心を取り入れた教育・啓発
4.数値データによる継続的改善

これらを押さえて、ぜひ自社のアイデアを加えつつ「事故ゼロ」を目指してください。

詳しい導入方法や具体的な手順について知りたい場合はお気軽にご相談
ください!TBCSグループでは、食品を含む、各種マネジメント規格のコンサルティン
グに対応しています。更に詳しく知りたい方はお問い合わせください。

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ニューストピック
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GFSIベンチマーク要件2024年12月更新について2024年12月に新しい監査基準
が追加されています。GFSIの2024年のベンチマーク要件の主な更新は以下のよう
なものがありますので対応のアップデートを準備しておく必要があります。該当組織
は準備しておくことをお勧めします。

1. 食の安全文化の重視:
施設は、食品安全文化の継続的な改善(従業員のトレーニング、リー
ダーシップの関与など)を実証する必要があり、食品安全文化の構造化
された評価、コミュニケーション、トレーニング、およびパフォーマンスの経時
的な測定を必要としています。

2. マルチサイト認証の変更
3. データ管理と透明性の拡大