ISO 39001ISO 39001認証取得支援
ISO 39001の概要
当規格は、交通管理規則(RTS)に関する国際規格です。
交通リスクの明確化して、事故や負傷を防ぐための取り組みを実施することや、組織の課題や抱えるリスク等から交通安全のための目標の設定し取り組むことで、
PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを通じて、交通安全対策を継続的に向上させていくことが狙いです。
ISO 39001(RTS)は、動車の運行や物流、または大量の従業員が車両を使う組織にとって特に有効です。例えば、運輸業、建設業、物流業、小売業などが該当し、
各組織が交通事故リスクの低減に取り組むことで、安全な社会の実現に寄与することが期待されています。
認証取得のメリット
ISO 39001は国際認証であるため、取得することにより、以下のメリットがあります。
交通事故による人的損害や物的損害の減少
交通安全に関わるリスク分析や、法令順守の仕組みを構築・運用し、事故等の発生を防ぎます。
コスト削減(事故による費用、保険料などの削減)
マネジメントシステムを運用により、組織の事業に必要な保険の見直しを実施し、必要な予算を確保できます。
社会的信用の向上とリスク管理能力の強化
道路交通安全の取り組みに関する組織のアピールを強調できます。
社員の安全意識向上とモチベーション向上
ISO 39001導入により、安全意識が社内に浸透し、社員の安全に対する意識が高まります。安心して働ける環境の整備により、従業員のモチベーション向上や労働生産性の向上も期待されます。
サプライチェーン全体の安全強化
サプライチェーン全体における安全基準を高めることができ、協力会社や取引先と共に安全管理を推進する姿勢を示すことで、全体のリスクを低減し、安定した業務運営が可能となります。
ISO 39001の要求事項
04組織の状況
交通安全に関する社内外の課題、利害関係者からのニーズや期待について、明確化する
05リーダーシップ
トップマネジメントのコミットメント、交通安全方針や、要員の役割等を明確にすること
06計画
リスク・機会の決定、リスクアセスメントの明確化、法令一覧の作成など
07支援
運用を実施するにあたっての準備
08運用
計画した事項の実施、緊急事態への対応
09パフォーマンス評価
取り組み事項の分析と評価、内部監査、マネジメントレビュー
10改善
不適合への対応、継続的改善の実施
認証取得支援スケジュール
基本構想の確立
ISO 39001の基本構造をご理解いただけるよう、概要説明を通じ、自社のマネジメントシステムをイメージして頂きます。
現場確認
運用の対象となる現場を確認させて頂き、マネジメントシステム構築においてポイントとなる点を整理させて頂きます。
リスク・機会の検討、方針、目標などの設定
社内外における課題等から、取り組むべきリスク・機会を決定し、環境方針を基に環境目標を設定します。
必要な資源、力量、コミュニケーション、文書など
ISO 39001運用に必要となる資源、要員の力量、コミュニケーションの方法、文書の規定など、準備します。
プロセスアプローチの設計
プロセス(情報セキュリティ対策の構築と実施工程)を明確化し、そのつながりを従業員の皆様にご理解いただきます。
運用開始
これまで設定したプランを基に、運用を開始します。
内部監査
運用期間中に内部監査員養成研修を実施し、内部監査を実施します。
分析、評価、マネジメントレビュー
3か月ほどの運用結果をもとに、達成状況などを分析・評価し、内部監査の結果も含め、マネジメントレビューを実施します。
一次審査後対応
必要に応じ、一次審査に同席し、二次審査に向けて対応します。
二次審査後対応
必要に応じ、二次審査に同席し、是正処置など、認証取得に向けて対応します。
認証取得
料金について
通常は1回あたり12万円(応相談)からとなります。
支援回数はお客様の状況に応じ、回数を減らすことも可能です。
また取り組みにかかる費用や期間を大幅に減らせる「迅速支援」もご用意があります。是非、ご相談下さい。
審査について
各審査機関をご紹介します。審査の申請や事前書類の準備など、支援します。