ISO 45001ISO 45001 認証取得支援
ISO 45001の概要
当規格は、2007年に改訂したフォーラム規格や2001年にILO(国際労働機関International Labour Organizatio2007年に改訂しフォーラム規格や2001年にILO(国際労働機関International Labour Organization)が発行したILO-OGH 2001をベースにして、労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格として発行されました。
ISO45001の認証取得により、組織が労働安全衛生に対する取り組みを実施していることへの国際認証を取得していることになります。
組織の対外的なアピールを強化でき、社内においても労働安全衛生に対する取り組みとして、危険源の特定と対処、法的な要求事項を明確にし、順守することに繋がります。
当規格は日本工業標準調査会(JISC)が翻訳し、JIS Q 45001としても発行されています。
認証取得のメリット
ISO 45001は国際認証であるため、取得することにより、以下のメリットがあります。
環境に対する認識強化
時世に応じた社員の環境に対する意識を高めることに繋がります。
危険源の特定と、対処法の策定
現場における作業等において発生する可能性のある危険源を特定し、その対処法を設定することで、従業員の安全を担います。
法的要求事項の明確化
労働安全に関わる法令を見直し、自社業務に関わる法令を特定し、法令順守点検をすることで安全面の強化につなげることができます。
緊急事態の対応手順の明確化
思わぬ事故や災害へも対処できるよう緊急事態の対応手順を定め、運用していくことができます。
継続的改善の実施
分析・評価、内部監査、マネジメントレビューの実施により、PDCAサイクルに準じた労働安全衛生に対する継続的な改善が可能になります。
ISO45001の要求事項
04組織の状況
労働安全衛生マネジメントシステムに関する社内外の課題、利害関係者からのニーズや期待について、明確化する
05リーダーシップ
トップマネジメントのコミットメント、環境方針や、要員の役割等を明確にすること
06計画
リスク・機会の決定、リスクアセスメントの明確化、法令一覧の作成など
07支援
運用を実施するにあたっての準備
08運用
計画した事項の実施、緊急事態への対応
09パフォーマンス評価
取り組み事項の分析と評価、内部監査、マネジメントレビュー
10改善
不適合への対応、継続的改善の実施
認証取得支援スケジュール
基本構想の確立
ISO 45001の基本構造をご理解いただけるよう、概要説明を通じ、自社のマネジメントシステムをイメージして頂きます。
現場確認
運用の対象となる現場を確認させて頂き、マネジメントシステム構築においてポイントとなる点を整理させて頂きます。
リスク・機会の検討、方針、目標などの設定
社内外における課題等から、取り組むべきリスク・機会を決定し、環境方針を基に環境目標を設定します。
必要な資源、力量、コミュニケーション、文書など
ISO 45001運用に必要となる資源、要員の力量、コミュニケーションの方法、文書の規定など、準備します。
プロセスアプローチの設計
プロセス(設計・開発を含む業務の工程)を明確化し、そのつながりを従業員の皆様にご理解いただきます。
運用開始
これまで設定したプランを基に、運用を開始します。
内部監査
運用期間中に内部監査員養成研修を実施し、内部監査を実施します。
分析、評価、マネジメントレビュー
3か月ほどの運用結果をもとに、達成状況などを分析・評価し、内部監査の結果も含め、マネジメントレビューを実施します。
一次審査後対応
必要に応じ、一次審査に同席し、二次審査に向けて対応します。
二次審査後対応
必要に応じ、二次審査に同席し、是正処置など、認証取得のための対応をします。
認証取得
料金について
通常は1回あたり12万円(応相談)からとなります。
支援回数はお客様の状況に応じ、回数を減らすことも可能です。
また取り組みにかかる費用や期間を大幅に減らせる「迅速支援」もご用意があります。是非、ご相談下さい。
審査について
各審査機関をご紹介します。審査の申請や事前書類の準備など、支援します。