FEALSメールマガジン、10月号です。
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JFSM承認研修開講中
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株式会社フィールズコンサルティングではJFSM承認研修の各コースを開講中です。
下記、興味ある研修があれば是非お問い合わせください。
■食品安全規格である、JFS規格のA/B 監査員資格取得を考えている方は
2024年4月以降HACCPの基礎講座をJFSMにて承認された研修機関で受講済で
あることが義務付けられました。この条件をクリアするための研修コースとして、弊社で
は【食品安全研修(HACCP3日間)】コースを定期的に開催しています。
■上記、【食品安全研修(HACCP3日間)】コース修了の後、2日間に及ぶ
監査員・判定員養成研修に参加することができます。そしてこの研修を修了した場
合、JFS-A/B 規格監査員の資格取得となります。弊社ではこの【JFS-A/B規格
のための監査員・判定員養成研修(2日間)】コースを定期的に開催しています。
■JFS規格では、FSSC22000規格に相当するGFSIにて承認を受けたJFS-C規格が
あります。上記のJFS-A/B 規格以上の要求事項を有した規格であり、特徴のひ
とつとして内部監査の実施が求められています。弊社ではこの力量を保証するため
の証拠手段となり得る、【JFS-C規格内部監査員研修(2日間)】コースを定期
的に開催しています。
■JFS-C規格は10月をもって、最新のver.3.1に改変されました。旧版規格での内部
監査員研修修了証では、差分の研修を受講の上、見識をアップデートしておくことが
必要です。弊社ではver.3.1に基づいた【JFS-C 規格解説コース(1日間)】を
設け、開催しています。
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FEALS研修・セミナー案内
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食品安全マネジメント協会(JFSM)承認研修のご案内です。
研修はZOOMを使用した【オンライン開催】となります。
会場開催のような現地への移動の手間なく、職場、ご自宅からの受講ができます。
■食品安全研修(HACCP3日間)
2024年12月4日(水)、12月5日(木)、6日(金)
2025年2月5日(水)、6日(木)、7日(金)
2025年4月9日(水)、10日(木)、11日(金)
※HACCPやJFS規格を学びたい方、従業員の基礎的なHACCP知識習得を目指す
組織様にお勧めです。
□食品安全研修(HACCP3日間)のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-ab-standard/entry/
■JFS-A/B規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)
2024年11月14日(木)、15日(金)
2025年1月16日(木)、17日(金)
2025年3月6日(木)、7日(金)
※JFS監査員・判定員資格を目指している方、取引先の二者監査担当の方に
お勧めです。監査知識と技法を学ぶ機会です。
※受講資格の確認が必要です。
☞本研修への参加受講資格は、JFSM承認研修機関による食品安全研修
(HACCP3日間)を受講し、修了証を取得済である必要があります。
※監査会議で使える『確認事項の手引き書』を特典としてお渡しします
□監査員・判定員養成研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfsab-auditors/entry/
■JFS-C 規格内部監査員研修(2日間)
2024年11月21日(木)、22日(金)
2025年2月13日(木)、14日(金)
※JFS-C規格を取得されている組織において、内部監査員資格の取得を
目指す方にお勧めです。
□JFS-C規格内部監査員研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c/entry/
■JFS-C 規格解説コース(1日間)
2024年11月21日(木)
2025年2月13日(木)
※JFS-C規格の要求事項をの理解を目指す方にお勧めです。
□JFS-C 規格解説コース(1日間)研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c-oneday/entry/
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ISO9001規格迅速取得支援
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フィールズコンサルティングでは、マネジメント規格の迅速取得コンサルティングとして
新しい取り組みとして開始しました。
審査で必要書類ひな型のご提供により、必要文書を早期にクリアーさせることで
最短5回程度のコンサル実施回数に短縮させ、審査に臨める体制づくりのお手伝
いをします。まずはISO9001規格での対応が可能です。
ISO9001の取得を迅速対応で考えている企業様は是非お問い合わせください。
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コンサルタントコラム
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【食品の安全性確保について】
回転すしチェーン店とラーメン店がコラボした「鶏そば」において、生焼けチャーシュー
が提供されるという事例が発生し、ネットを賑わせました。規格監修者であるラー
メン店代表は、「食中毒の危険がある」とSNSで発信し顧客の安全に懸念を示し
ました。今回のケースは、商品の品質管理や企業の信頼性の重要性を示してい
ます。単なる調理ミス以上に、企業は安全面を徹底管理し、信頼を維持する姿
勢が欠かせません。すし側店は、問題が提起された際のラーメン店側と話し合い
の場を設けたものの、双方には意見の相違があったということで結果、すし店側は
調理方法の改善に取り組み、安全性を確保するための対応を行っています。
しかしながら、初動対応が遅れたとみられています。これらの対応によっては企業
の信頼性に大きく影響します。反省点としては何が考えられるでしょうか。
1.迅速な問題認識:連絡を受けた段階で迅速に発生の事実と問題の調査を
始めます。特に食品に関する安全問題は非常に敏感なため、顧客の信頼を
保つためには、早い段階で謝罪を示すことが必要だったかもしれません。
2.品質管理の強化: コラボ商品に関してはすし店側と監修者側の密なコミュ
ニケーションが不足していたことが問題の一因となり得ます、監修者の意図や
品質基準がしっかりと共有され、調理現場での確認作業が徹底されている
必要があります。
3.情報開示: 問題が発覚した際、顧客や関係者への対応内容や改善策を
迅速かつ透明に公開することで、さらなる不安の拡大を防ぐことができました。
この点において、企業イメージに影響を与えたと言えます。
食品業界では、迅速な対応、品質管理、そして透明な情報開示が不可欠です。
これらを徹底すれば、問題を未然に防ぐことができたと思われます。
食品の安全対策は、食品企業の信頼性を支える最も重要な要素の一つです。
食品安全のリスクを最小限に抑えるためには、次のポイントが重要です。
〇徹底した品質管理: 調理過程での温度管理や衛生管理の強化、現場での
細かなチェック。
〇迅速な対応と透明性:企業は迅速に顧客に対し、誠実に対応しなければなり
ません。情報公開と同時に具体的な再発防止策を示します。
〇継続的なリスク評価: 定期的なリスク評価を行い、可能な限り、リスクを予見
して対応できる体制を整えます。
食品安全は企業の持続可能性や消費者との信頼関係を築くために不可欠な要素で
あり、常に最優先で取り組むべき課題です。
フィールズコンサルティングでは、食品を含む、各種マネジメント規格のコンサルティング
に対応しています。更に詳しく知りたい方はお問い合わせください。
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ニューストピック
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一般財団法人 食品安全マネジメント協会は、GMaP(グローバルマーケティングプロ
グラム)対応の考えを取り入れたJFS-B Plus規格Ver. 1.0ガイドラインEdition
1.0を2024年7月25日に公表しました。弊社では、10月1日より運用が追加された
当規格に早いタイミングで対応していきます。