FEALSメールマガジン、2月号です。

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JFSM承認研修開講中
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株式会社フィールズコンサルティングではJFSM承認研修の各コースを開講中です。
JFSM承認研修のうち、A/B規格を対象とした監査員・判定員養成研修並びに
HACCP3日間研修は今までの対象のA/B規格にBPlus規格が加わりました。
特に監査員・判定員養成研修についてはA/B規格として既に監査員・判定員
資格を持っている方の協会による救済措置は終了していますので今後、BPlus
の監査員資格が必要であれば本研修を改めて履行する必要があります。
新規の方についてはこのBPlus資格までが標準でついてきますので監査員資格
の幅が広がります。資格取得が必要な方、研修内容に興味ある方はお問い合
わせください。

■【食品安全研修(HACCP3日間)】コース
(意味・目的)
・安全意識の向上:食品業務に携わる責任感、リスク防止の方法
・法令遵守の確認:最新のガイドラインに基づく安全管理を理解し適切に実践
・消費者の信頼確保:安全な食品提供を通じ信頼と企業イメージの向上
(成果)
・リスク予防スキルの向上:異物混入防止や温度管理などの具体的予防スキル
・迅速な対応力:食品事故やクレーム発生時に冷静かつ対応する力
・研修を通じて食品安全管理が強化に繋がり、長期的な企業価値に寄与

■【JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)】コース
規格監査員・判定員となるための養成コースです。そのプロセスの修了によりスキル
習得から検証能力を養い実務に活かせることにあります。食品製造工場のラインリ
ーダー以上の責任者には受講意義のあるコースです。

■【JFS-C規格内部監査員研修(2日間)】コース
内部監査員の実施は規格により要求されており、本研修の受講に於いての知識と
技能習得は、組織全体に関わるリスク回避や低減活動に繋がり、その役割を担う
為の力量習得につながります。

■【JFS-C 規格解説(1日間)】コース
JFS-C規格はver.3.1に改変されています。差分を踏まえ見識をアップデートして
最新版の食品安全の要求内容を習得するのに適しています。

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FEALS研修・セミナー案内
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食品安全マネジメント協会(JFSM)承認研修のご案内です。
研修はZOOMを使用した【オンライン開催】となります。会場開催で必要となる移動の
手間なく、職場、ご自宅からの受講が可能です。

■食品安全研修(HACCP3日間)
2025年4月9日(水)、10日(木)、11日(金)
2025年6月11日(水)、12日(木)、13日(金)
2025年8月6日(水)、7日(木)、8日(金)
※HACCPやJFS規格を学びたい方、従業員の基礎的なHACCP知識習得を目指す
組織様にお勧めです。
□食品安全研修(HACCP3日間)のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-ab-standard/entry/

■JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)

2025年3月6日(木)、7日(金)
2025年5月8日(木)、9日(金)
2025年7月10日(木)、11日(金)
※JFS監査員・判定員資格を目指している方、取引先への二者監査担当の方に
お勧めです。監査知識と技法を学ぶ機会です。
※受講資格の確認が必要です。
☞本研修への参加受講資格は、JFSM承認研修機関による食品安全研修
(HACCP3日間)を受講し、修了証を取得済である必要があります。
※特典として監査会議で使う『確認事項の手引き書』をお渡しします。
□監査員・判定員養成研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfsab-auditors/entry/

■JFS-C 規格内部監査員研修(2日間)

2025年5月22日(木)、23日(金)
2025年8月21日(木)、22日(金)
2025年11月20日(木)、21日(金)
※JFS-C規格を取得されている組織において、内部監査員資格の取得を
目指す方にお勧めです。
□JFS-C規格内部監査員研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c/entry/

■JFS-C 規格解説コース(1日間)
2025年5月22日(木)
2025年8月21日(木)
2025年11月20日(木)

※JFS-C規格の要求事項の理解を目指す方にお勧めです。
□JFS-C 規格解説コース(1日間)研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c-oneday/entry/

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ISO9001規格迅速取得支援
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フィールズコンサルティングではマネジメント規格の迅速取得を目指すための新しい
取り組みを開始しました。審査で必要書類ひな型のご提供により、必要文書を
早期にクリアーさせ、最短で5回程度のコンサル実施回数の後、本審査に臨む
体制づくりのお手伝いをします。ISO9001の取得を迅速対応で考えている企業
様からは特に好評をいただいています。是非お問い合わせください。

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コンサルタントコラム
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交通安全のISOがあるのをご存じでしょうか?
道路交通安全(RTS: Road Traffic Safety)マネジメントシステムに関す
る国際規格にISO 39001というものがあります。正式名称は 「道路交通安全マ
ネジメントシステム―要求事項及び使用の手引」 です。この規格は、道路交通事
故による死亡者や重傷者を減らすことを目的とし、企業や組織が効果的な道路
交通安全対策を実施できるようにするための枠組みとなっています。
「交通安全の向上」だけでなく、「企業価値の向上」や「コスト削減」も期待できる
ため、道路交通に関わる企業は積極的に導入を検討すべき規格です。

適用対象:
道路交通に関わるすべての組織に適用できます。特に以下のような企業・団体に
とって有益です。
・運送・物流会社(トラック、バス、タクシー、鉄道会社など)
・企業の車両管理部門(営業車両・社用車を運用する企業)
・教育機関・自治体(スクールバス運営、公共交通機関の管理)
・道路管理会社・建設会社(道路整備・管理業務を行う組織)
・警察・交通安全関連機関(交通規制や安全対策を実施する機関)

主要要件:
組織が道路交通安全を向上させるための管理システムを確立し、継続的に改善
することが求められます。
1. 経営陣のコミットメント
2. リスクアセスメント(危険要因の特定)
3. 目標とKPIの設定
4. 法律・規制の遵守
5. 事故発生時の対応
6. PDCAサイクルによる継続的改善

取得プロセス:
1.ISO 39001の要件を学び、導入の計画を立てる。
2.自社の交通安全管理の現状を評価し、改善点を洗い出す。
3.交通安全方針・目標・対策を策定し、文書化する。
4.社内で試験的に運用し、課題を特定する。
5.認証機関による審査を受け、基準を満たしていればISO 39001を取得。
6.定期的に監査を行い、改善活動を続ける。

導入メリット:
事故の削減:社員や顧客の命を守り、交通事故を減らすことができる。
企業の信頼向上:交通安全に取り組む企業としてのブランド価値を高める。
コスト削減:事故による損害賠償、修理費、保険料の上昇を防ぐ。
法令遵守の強化:コンプライアンスを徹底し、法的リスクを回避。
従業員の安全意識向上:安全運転教育の強化により、社内の意識改革が進む。

まとめ:
ISO 39001を導入すれば、単なる「交通安全対策」ではなく、組織全体の安全文
化の強化につながります。詳しい導入方法や具体的な手順について知りたい場合は
、お気軽にご相談ください!フィールズコンサルティングでは、食品を含む、各種マネジメ
ント規格のコンサルティングに対応しています。更に詳しく知りたい方はお問い合わせく
ださい。

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ニューストピック
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消費者庁では食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議を開催し、2025年
1月21日に食品などへの表示を義務づけている特定原材料に『カシューナッツ』を
追加する方針を示しました。2025年度中にこれらの表示義務への追加、表示推奨
への追加を目指すとのことです。また、アレルギー表示が義務でも推奨でもない食品
品目のなかで、アレルギー症状を起こした症例数が多かった食品が『ピスタチオ』だった
とのことで、表示推奨品目に加えることが望ましいということになりました。アレルゲン
表示の変更が具体的にいつになるかなどは具体的に発表されていませんが、注視し
ておくことを推奨します。