FEALSメールマガジン4月号

FEALSメールマガジン、4月号です。

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JFSM承認研修開講中
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株式会社フィールズコンサルティングではJFSM承認研修の各コースを開講中です。
JFSM承認研修のうち、A/B/BPus規格を対象とした監査員・判定員養成研修
並びにHACCP3日間研修は今までの対象のA/B規格にBPlus規格が加わりまし
た。特に監査員・判定員をお考えの場合、JFSM承認の研修を修了しておくことが
必須条件となっています。養成研修についてはA/B規格として既に監査員・判定
員資格を持っている方向けの協会による救済措置は終了していますので今後、
BPlusの監査員資格が必要であれば本研修を改めて履行する必要があります。
新規の方についてはこのBPlus資格までが標準でついてきますので監査員資格
の幅が広がります。資格取得が必要な方、研修内容に興味ある方はお問い合
わせください。

■【食品安全研修(HACCP3日間)】コース
(意味・目的)
・安全意識の向上:食品業務に携わる責任感、リスク防止の方法
・法令遵守の確認:最新のガイドラインに基づく安全管理を理解し適切に実践
・消費者の信頼確保:安全な食品提供を通じ信頼と企業イメージの向上
(成果)
・リスク予防スキルの向上:異物混入防止や温度管理などの具体的予防スキル
・迅速な対応力:食品事故やクレーム発生時に冷静かつ対応する力
・研修を通じて食品安全管理が強化に繋がり、長期的な企業価値に寄与

■【JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)】コース
規格監査員・判定員となるための養成コースです。そのプロセスの修了によりスキル
習得から検証能力を養い実務に活かせることにあります。食品製造工場のラインリ
ーダー以上の責任者には受講意義のあるコースです。

■【JFS-C規格内部監査員研修(2日間)】コース
内部監査員の実施は規格により要求されており、本研修の受講に於いての知識と
技能習得は、組織全体に関わるリスク回避や低減活動に繋がり、その役割を担う
為の力量習得につながります。

■【JFS-C 規格解説(1日間)】コース
JFS-C規格はver.3.1に改変されています。差分を踏まえ見識をアップデートして
最新版の食品安全の要求内容を習得するのに適しています。

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FEALS研修・セミナー案内
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食品安全マネジメント協会(JFSM)承認研修のご案内です。
研修はZOOMを使用した【オンライン開催】となります。会場開催で必要となる移動
の手間なく、職場、ご自宅からの受講が可能です。

■食品安全研修(HACCP3日間)
2025年6月11日(水)、12日(木)、13日(金)
2025年8月6日(水)、7日(木)、8日(金)
※HACCPやJFS規格を学びたい方、従業員の基礎的なHACCP知識習得を目指す
組織様にお勧めです。
□食品安全研修(HACCP3日間)のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-ab-standard/entry/

■JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)
2025年5月8日(木)、9日(金)
2025年7月10日(木)、11日(金)
2025年9月11日(木)、12日(金)

※JFS監査員・判定員資格を目指している方、取引先への二者監査担当の方に
お勧めです。監査知識と技法を学ぶ機会です。
※受講資格の確認が必要です。
☞本研修への参加受講資格は、JFSM承認研修機関による食品安全研修
(HACCP3日間)を受講し、修了証を取得済である必要があります。
※特典として監査会議で使う『確認事項の手引き書』をお渡しします。
□監査員・判定員養成研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfsab-auditors/entry/

■JFS-C 規格内部監査員研修(2日間)
2025年5月22日(木)、23日(金)
2025年8月21日(木)、22日(金)
2025年11月20日(木)、21日(金)

※JFS-C規格を取得されている組織において、内部監査員資格の取得を目指
す方 にお勧めです。
□JFS-C規格内部監査員研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c/entry/

■JFS-C 規格解説コース(1日間)
2025年5月22日(木)
2025年8月21日(木)
2025年11月20日(木)

※JFS-C規格の要求事項の理解を目指す方にお勧めです。
□JFS-C 規格解説コース(1日間)研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c-oneday/entry/

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ISO9001規格迅速取得支援
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フィールズコンサルティングではマネジメント規格の迅速取得を目指すための新しい
取り組みを開始しました。審査で必要書類ひな型のご提供により、必要文書を
早期にクリアーさせ、最短で5回程度のコンサル実施回数の後、本審査に臨む
体制づくりのお手伝いをします。ISO9001の取得を迅速対応で考えている企業
様からは提供するひな型がわかりやすいと、特に好評をいただいています。
是非お問い合わせください。

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コンサルタントコラム
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<食品安全と消費者の意識向上>

食品安全は健康に直結する重要な課題であり、近年、消費者の食品に対
する関心が高まるにつれ、企業は安全性の確保、取り組みを強化しています。
今回は、食品安全の動向について考察していきます。

食のトレーサビリティ(追跡可能性)強化が進み、近年では技術革新に
より、例えば、農場から消費者の手元に届くまでの履歴をQRコードで確認でき
る仕組みが導入され、食品の安全性を可視化する動きが広がりを見せていま
す。これにより、ブロックチェーンやIoT(インターネット)を活用した食品管理
システムも普及しつつあります。

次に、食中毒や異物混入を防ぐために必要なことに衛生管理強化があります。
HACCP(危害要因分析必須管理点)システムの導入が義務化され、食品
製造の各工程でリスクを特定し、管理する体制が整えられています。AIを活用
した異物検出技術も進化し、従来よりも高精度な品質管理が可能になって
います。

加えて、食品添加物や農薬の使用に関する規制はより厳格になり、例えば、
日本ではポジティブリスト制度が導入され、基準値を超える農薬が含まれる
食品の流通が禁止されている、等消費者の関心が高まる中、企業も透明性
を確保するため、成分表示の充実やオーガニック食品の推進に力を入れ始め
ています。

消費者の意識向上も食品安全に不可欠です。食品ロス削減の観点から
「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解し、適切な食品管理を行うことが
求められます。さらに、SNSなどを活用した正しい情報の発信が、安全な食品
選びを支援する役割を果たしています。

食品安全は生産者、企業、消費者の協力によって成り立っています。今後も
技術の進化と規制の強化により、安全な食品環境が構築されることが期待
されます。
まずは、自社の管理の現状を見直すことから始めてみませんか?

詳しい導入方法や具体的な手順について知りたい場合はお気軽にご相談
ください!フィールズコンサルティングでは、食品を含む、各種マネジメント規格
のコンサルティングに対応しています。更に詳しく知りたい方はお問い合わせく
ださい。

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ニューストピック
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ISO14001改正
2025年12月に
「統合追補(Consolidated Amendment)」としての発行予定があります。
1. 附属書SLの変更
2. 附属書Aのガイダンス追加
以下の追加のガイダンスを含みます。

・企業戦略、事業プロセス、統合マネジメントシステムの整合性
・リスクと機会の管理
・ライフサイクル視点の考慮
・ISO14002シリーズとの連携(水資源、気候変動、廃棄物管理など)
・サプライチェーンと外部委託プロセスへの対応
・環境マネジメントの外部レポーティングと企業文化の向上
3. 環境影響に関する規定の明確化
4. 緊急事態の取り扱い変更
約10年ぶりとなる改正は、企業の環境マネジメントシステムに大きな影響を
与える重要なポイントを含みますので今後の改正に備え各社対応の準備が
必要です。