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JFSM承認研修開講
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株式会社フィールズコンサルティングではJFSM承認研修の各コースを開講していま
す。JFSM承認研修のうち、A/B/BPus規格を対象とした監査員・判定員養成研
修並びにHACCP3日間研修は今までの対象のA/B規格にBPlus規格が加わりまし
た。監査員・判定員をお考えの場合、JFSMの承認研修を修了しておくことが必須
条件となっています。新規の方についてはBPlus資格が標準となりますので監査員
資格の幅が広がります。資格取得が必要な方、研修内容に興味ある方はお問い
合わせください。
■【食品安全研修(HACCP3日間)】コース
(意味・目的)
・安全意識の向上:食品業務に携わる責任感、リスク防止の方法
・法令遵守の確認:最新のガイドラインに基づく安全管理を理解し適切に実践
・消費者の信頼確保:安全な食品提供を通じ信頼と企業イメージの向上
(成果)
・リスク予防スキルの向上:異物混入防止や温度管理などの具体的予防スキル
・迅速な対応力:食品事故やクレーム発生時に冷静かつ対応する力
・研修を通じて食品安全管理が強化に繋がり、長期的な企業価値に寄与
■【JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)】コース
規格監査員・判定員となるための養成コースです。そのプロセスの修了によりスキル
習得から検証能力を養い実務に活かせることにあります。食品製造工場のラインリ
ーダー以上の責任者には受講意義のあるコースです。
■【JFS-C規格内部監査員研修(2日間)】コース
内部監査員の実施は規格により要求されており、本研修の受講に於いての知識
と技能習得は、組織全体に関わるリスク回避や低減活動に繋がり、その役割を
担う為の力量習得につながります。
■【JFS-C 規格解説(1日間)】コース
JFS-C規格はver.3.1に改変されています。差分を踏まえ見識をアップデートして
最新版の食品安全の要求内容を習得するのに適しています。
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FEALS研修・セミナー案内
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食品安全マネジメント協会(JFSM)承認研修のご案内です。
研修はZOOMを使用した【オンライン開催】となります。会場開催で必要となる移動
の手間なく、職場、ご自宅からの受講が可能です。
■食品安全研修(HACCP3日間)
2025年6月11日(水)、12日(木)、13日(金)
2025年8月6日(水)、7日(木)、8日(金)
※HACCPやJFS規格を学びたい方、従業員の基礎的なHACCP知識習得を目指す
組織様にお勧めです。
□食品安全研修(HACCP3日間)のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-ab-standard/entry/
■JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)
2025年7月10日(木)、11日(金)
2025年9月11日(木)、12日(金)
2025年11月6日(木)、7日(金)
※JFS監査員・判定員資格を目指している方、取引先への二者監査担当の方に
お勧めです。監査知識と技法を学ぶ機会です。
※受講資格の確認が必要です。
☞本研修への参加受講資格は、JFSM承認研修機関による食品安全研修
(HACCP3日間)を受講し、修了証を取得済である必要があります。
※特典として監査会議で使う『確認事項の手引き書』をお渡しします。
□監査員・判定員養成研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfsab-auditors/entry/
■JFS-C 規格内部監査員研修(2日間)
2025年5月22日(木)、23日(金)
2025年8月21日(木)、22日(金)
2025年11月20日(木)、21日(金)
※JFS-C規格を取得されている組織において、内部監査員資格の取得を目指
す方 にお勧めです。
□JFS-C規格内部監査員研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c/entry/
■JFS-C 規格解説コース(1日間)
2025年5月22日(木)
2025年8月21日(木)
2025年11月20日(木)
※JFS-C規格の要求事項の理解を目指す方にお勧めです。
□JFS-C 規格解説コース(1日間)研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c-oneday/entry/
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ISO9001規格迅速取得支援
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フィールズコンサルティングではマネジメント規格の迅速取得を目指すための新しい
取り組みを開始しました。審査で必要書類ひな型のご提供により、必要文書を
早期にクリアーさせ、最短で5回程度のコンサル実施回数の後、本審査に臨む
体制づくりのお手伝いをします。ISO9001の取得を迅速対応で考えている企業
様からは提供するひな型がわかりやすいと好評をいただいています。
是非お問い合わせください。
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コンサルタントコラム
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【環境マネジメントシステム(ISO 14001)】
近年、自然災害(豪雨・干ばつ・猛暑)だけでなく、化学物質漏えいなどの人
的災害や、戦争による爆撃・火災、地雷・化学兵器汚染といった環境破壊が深
刻化しています。このコラムを書いている10時間前にあった発表でもナイジェリアの
原油会社が有しているパイプラインで原油流出があり、地域の河川や土壌が汚染
されたとのことです。計り知れない環境影響を伴う事象です。同じく日本に於いても
全国22都道府県での PFAS 汚染検出の報道が2025年4月25日に出ている最中
であり、河川・地下水から、政府基準値を超過して検出されており、飲料水源や農
業用水への影響が懸念されています。
環境に配慮し継続的に改善するための国際規格がISO 14001として存在しており、
これはすべてのリスクを体系的に把握し、予防策と対応手順を整備、PDCAサイクル
によって被害の未然防止と迅速な対応をすることで、環境パフォーマンスの向上を目
指していくものです。上記事故についても速やかに収束することを願います。
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実施意義1:災害リスクの低減:
•予防的アプローチ
•事業継続力強化
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実施意義2:自然破壊への責任ある対処:
•資源循環の推進
•生物多様性保全
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実施意義3:社会的信頼と競争力の向上:
•ステークホルダー評価の獲得
•ブランドイメージ強化
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自然災害、人的災害、さらには戦争による環境破壊──こうしたリスクはも
はや「他人事」ではありません。ISO 14001の導入・運用で、環境リスクを
可視化し、組織全体で的確な対策を講じる基盤を築けます。その結果、災害被
害を抑えつつ社会的信頼と企業価値を高めることが可能となります。今こそ、「環
境のISO」が果たす意義を再認識し、積極的に取り組むときです。
詳しい導入方法や具体的な手順について知りたい場合はお気軽にご相談ください!
フィールズコンサルティングでは、食品を含む、各種マネジメント規格のコンサルティング
に対応しています。更に詳しく知りたい方はお問い合わせください。
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ニューストピック
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ISO14001改正
全面的な改訂による主な改訂ポイント
・HLS(高レベル構造)の最新化
・言い回しの見直しや注記追加 による解釈理解
・解説付録の強化
・他MS(ISO 9001/45001など)との整合性向上
「言い回しの明確化」や「注記追加」によって解釈の幅が広がる部分があります。
2025年12月に「統合追補(Consolidated Amendment)」としての発行予定が
あります。
1. 附属書SLの変更
2. 附属書Aのガイダンス追加
・企業戦略、事業プロセス、統合マネジメントシステムの整合性
・リスクと機会の管理
・ライフサイクル視点の考慮
・ISO14002シリーズとの連携(水資源、気候変動、廃棄物管理など)
・サプライチェーンと外部委託プロセスへの対応
・環境マネジメントの外部レポーティングと企業文化の向上
3. 環境影響に関する規定の明確化
4. 緊急事態の取り扱い変更
改正は企業の環境マネジメントシステムに大きな影響を与える重要なポイントを含み
ますので今後の改正に備えた対応準備が必要です。
〇始めるべき準備
・ギャップ分析:現行システムと改正/改訂案の差分把握
・文書更新計画:マニュアル・手順書への新要件反映
・教育・訓練:経営層・現場への周知・トレーニング実施
・内部監査:改正・改訂要件への適合状況確認
・ステークホルダー対応:顧客・サプライヤーへの情報提供・連携