メールマガジン8月号

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TBCSグループ
TBCSグループ株式会社メールマガジン
令和7年8月発行
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TBCSグループ株式会社メールマガジン8月号です。

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JFSM承認研修開講
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TBCSグループ株式会社ではJFSM承認研修の各コースを開講していま
す。JFSM承認研修のうち、A/B/BPus規格を対象とした監査員・判定員養成研
修並びにHACCP3日間研修は今までの対象のA/B規格にBPlus規格が加わりまし
た。監査員・判定員をお考えの場合、JFSMの承認研修を修了しておくことが必須
条件となっています。新規の方についてはBPlus資格が標準となりますので監査員
資格の幅が広がります。資格取得が必要な方、研修内容に興味ある方はお問い
合わせください。

■【食品安全研修(HACCP3日間)】コース
(意味・目的)
・安全意識の向上:食品業務に携わる責任感、リスク防止の方法
・法令遵守の確認:最新のガイドラインに基づく安全管理を理解し適切に実践
・消費者の信頼確保:安全な食品提供を通じ信頼と企業イメージの向上
(成果)
・リスク予防スキルの向上:異物混入防止や温度管理などの具体的予防スキル
・迅速な対応力:食品事故やクレーム発生時に冷静かつ対応する力
・研修を通じて食品安全管理が強化に繋がり、長期的な企業価値に寄与

■【JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)】コース
規格監査員・判定員となるための養成コースです。そのプロセスの修了によりスキル
習得から検証能力を養い実務に活かせることにあります。食品製造工場のラインリ
ーダー以上の責任者には受講意義のあるコースです。

■【JFS-C規格内部監査員研修(2日間)】コース
内部監査員の実施は規格により要求されており、本研修の受講に於いての知識
と技能習得は、組織全体に関わるリスク回避や低減活動に繋がり、その役割を
担う為の力量習得につながります。

■【JFS-C 規格解説(1日間)】コース
JFS-C規格はver.3.1に改変されています。差分を踏まえ見識をアップデートして
最新版の食品安全の要求内容を習得するのに適しています。2024HACCPの公開
により5/30 JFS-C規格はver.3.2にアップデート変更が実施されました。当社で
は次回8月の研修からの反映予定となっています。

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研修・セミナー案内
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食品安全マネジメント協会(JFSM)承認研修のご案内です。
研修はZOOMを使用した【オンライン開催】となります。会場開催で必要となる移動
の手間なく、職場、ご自宅からの受講が可能です。

■食品安全研修(HACCP3日間)
費用:69,000円(税抜)

2025年11月5日(水)、6日(木)、7日(金)
2025年12月10日(水)、11日(木)、12日(金)

※HACCPやJFS規格を学びたい方、従業員の基礎的なHACCP知識習得を目指す
組織様にお勧めです。
□食品安全研修(HACCP3日間)のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-ab-standard/entry/

■JFS-A/B/BPlus規格のための監査員・判定員養成研修(2日間)
費用:58,000円(税抜)

2025年9月11日(木)、12日(金)
2025年11月20日(木)、21日(金)

※JFS監査員・判定員資格を目指している方、取引先への二者監査担当の方に
お勧めです。監査知識と技法を学ぶ機会です。
※受講資格の確認が必要です。
☞本研修への参加受講資格は、JFSM承認研修機関による食品安全研修
(HACCP3日間)を受講し、修了証を取得済である必要があります。
※特典として監査会議で使う『確認事項の手引き書』をお渡しします。
□監査員・判定員養成研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfsab-auditors/entry/

■JFS-C 規格内部監査員研修(2日間)
費用:58,000円(税抜)

2025年10月16日(木)、17日(金)

※JFS-C規格を取得されている組織において、内部監査員資格の取得を目指
す方 にお勧めです。
□JFS-C規格内部監査員研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c/entry/

■JFS-C 規格解説コース(1日間)
費用:36,000円(税抜)

2025年8月21日(木)
2025年10月16日(木)

※JFS-C規格の要求事項の理解を目指す方にお勧めです。
□JFS-C 規格解説コース(1日間)研修のお申し込みはこちら
→https://food-haccp.jp/seminar/jfs-c-oneday/entry/

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コンサルタントコラム
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ISO9001認証は「取引先からの要請だから」「競合が取得しているから」といった
外的要因で検討されることが多いですが、実はそれだけではもったいないのです。
ISO9001の本質は、顧客満足を継続的に高め、組織を成長させる仕組みづくり
にあります。認証はゴールではなく、組織を一段と強くするためのスタートライン。
今回は、これからISO9001認証取得を目指す企業に向けて、失敗しないための
心掛け5選 を解説します。

1. 書類だけに終わらせず「仕組み」として定着させる
「ISOは面倒な書類作り」と思われがちですが、日常業務に根付かせることこそが
成功の秘訣。実務に即したシンプルな仕組みに落とし込むことで、運用負荷を減
らし、自然と成果につながります。

2. トップマネジメントのリーダーシップ
経営層が「品質は経営の中心」と示すことで、現場も真剣に取り組みます。
トップの姿勢がISOを「単なる義務」から「企業文化」へと変えていきます。

3. 継続的改善(PDCA)を“文化”に
PDCAサイクルを形だけで回すのではなく、小さな改善を積み重ねる風土を根付か
せることが重要。この積み重ねが、取引先や顧客からの信頼を確かなものにします。

4. 顧客だけでなく利害関係者も意識する
ISO9001は「顧客満足」だけでなく、従業員・取引先・地域社会といったステーク
ホルダーも含めた視点を求めています。これが結果的に、強いブランド価値へとつな
がります。

5. 認証はゴールではなくスタート
外部審査を「合否判定」ではなく経営改善の棚卸しとして活用しましょう。
ISOは“信頼の証”であると同時に“成長の礎”でもあります。

ISO9001取得を効率的に進めるなら
「ISOを取りたいけれど、社内に詳しい人材がいない」
「最短でスムーズに進めたい」
そんな悩みを持つ企業は多いものです。
当社では、
・初めてでも分かりやすいステップ設計
・既存業務に組み込むシンプルな運用方法
・審査に直結する“実効性ある文書”の整備
を支援し、最短ルートでのISO9001認証取得を実現します。

TBCSグループでは、食品を含む、各種マネジメント規格のコンサルティン
グに対応しています。詳しい導入方法や具体的な手順について知りたい場合はお気
軽にご相談ください!

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ニューストピック
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「ISO 9001の最新トピック」
1. ISO 9001 改訂プロセス(次期バージョン:ISO 9001:2026)
公的改訂の進行状況
ISOは2023年7月にISO 9001:2015の改訂プロセスを即時開始することを決定。
典型的な改訂周期(6–8年)より早い対応です
TF(技術ワーキンググループ)が設置され、意見の収集・整理が進められています

最新のドラフト段階
2024年4月:「Committee Draft(CD)」が登録され、コメント募集が開始さ
れました CDに多くのコメントが寄せられ、修正のため「CD2(第2版)」が必要と
されるなど、議論・検討が継続中です。

2025年5月時点では、条文10(改善)への対応完了、条文8.5(提供)の
議論にも着手していると報告されています。近いうちに
「Draft International Standard(DIS)」が発行される見通しです。